ケモナーは最も慣用的な宗教(1)

 このブログを開設して三日目になるが、ぶっちゃけると私はケモナーと呼ばれる人種である。読者に(いるかどうかしらんが)純真無垢な方がいらっしゃった場合のために一応説明しておくと、ケモナーとは「擬人化された動物キャラクターを愛好する人々をさす言葉である」そう。(wikipediaモナーから引用)まさに私である。

 驚くべきことに、ケモナーも一枚岩ではなくいろいろな派閥がある。メジャーなもの区分をいくつか挙げるとすると、哺乳類枠。これは、四つ足でモフモフの毛が生えた哺乳類の擬人化が人気であるように見受けられる。メジャーなジャンルとして、猫、犬、オオカミ、狐、ウサギ、猿、熊、馬、鹿、牛などがあるが、少しマニアックなものだとカワウソやハイエナ、アライグマなどもある。さらに種族の区分だけには及ばず、性別、年齢の区分では、メスの動物の擬人化を好むメスケモ、オスの動物の擬人化を好むオスケモ、それから未成熟なケモロリ、ケモショタがある。実は、ある作品特有のキャラクター、あるいは生物・種族を推すジャンルもあるのだが、次回にまわすこととする。

 私はもっぱら哺乳類枠愛好家であるのだが、最も好きなのはやはり狐、狼、犬、猫の4種である。普段はミーハー嫌いを自称する私であるが、こちらの界隈ではミーハーな部類に入る。なんといってもこの4種は可愛さとカッコよさを両方兼ね備えており、肉食、あるいは雑食の獲物を追い求める様が、生殖能力の高さをうかがわせる。いや、上品な言い回しはやめよう。めちゃくちゃエロイと思う。できれば週七くらいでS○Xしたい。種付けも種受けも歓迎である。

 この四種の中でさらにお気に入りを選べと言われれば、血涙を流しながらも悩むが、やはり狼がトップになる。だって狼かっこいいですやん。創作だと攻めに回ることの多い印象が見受けられるが、受けでもいいと思う。もちろん狼攻めの作品も大好きであるのだが、下克上受けも捨てがたい。狩る側であったイケメン狼が無様に犯され、無様に便器と化しているシチュは誰しもが股間を熱くさせることだろう。てか、まぁ私が好きなだけなんですけどね。

 狼系の何がいいって一見クールで不愛想な印象が強いのに、尻尾の振り加減とかで自分の感情を大きく表現してるってところであろう。あのキリッとした鋭く輝く冷静な視線に対して、ふさふさの尻尾をブンブン振って喜びを隠せない所とか萌え以外の何物でもないでしょう。人狼系の創作イッパイイッパイホシイ イイイイイイイイ!!!

 ほかには鳥類や爬虫類それから両生類などを愛好する人々もいる。鳥類は肉食の猛禽類の人気が高いように見受けられる。確かに猛禽類特融の鋭い眼光はそそるものがある。が、個人的にはあまりそそらない。というのも鳥類というのは飛ぶことに特化した胸の筋肉とか、羽毛のモフモフ感は非常に評価できるが、もともと腕、あるいは四つ足動物のように使える足を持っていないため、いかんせん力強さに劣る気がする。なんというかレ○プ力が低く感じる。そのぴらっぴらの羽で相手を抑えられんの?と言いたいくらいである。鳥類キャラは黙ってケツマン掘られてたらいいんじゃない?だから鳥類キャラクターが攻めになるのは違和感を覚えるのだが、異論のある方はぜひ鳥類の魅力を私に伝えていただきたい。

  この3種のなかでもっとも多い区分は爬虫類であろう。蛇よりもトカゲ系の愛好家が多いようだ。この理由はなんとなくわかる気がする。蛇は全体的になめらかで繊細な印象を与えるが、トカゲはザラザラした鱗と、どことなく武骨な印象を与えるフォルムをしており、性的な印象を与える。一言でいうとトカゲはエロイ。

 トカゲ系が人気な理由は、派生ジャンルの多さにもあるだろう。例えばドラゴン。ケモナーの一翼を担うジャンルとしてドララー(ドラゴンを愛好するもの)があげられるが、トカゲとドラゴンは限りなく似ているため、その関連性から人気がでるものと推測される。そのほか、リザードマンなどファンタジー作品やRPGゲームに登場するようなキャラクターから人気を博しているものと思われる。

 私もドララーの系譜から爬虫類系を好む人間の典型である。ドラゴンの巨根を突き立てられながら覆いかぶさられるシチュエーションはほんま勃起もんやで。

 続いて両生類。私はあまり好みのジャンルではないので詳しくは存じ上げないが、カエルの創作作品を多く見るように思える。が、これは純粋にカエルを愛好の対象としたものではないのではないかと筆者は思う。一般にカエルはどちらかというと気持ちが悪い、醜いものとして扱われる。そこで、TFものとの親和性が非常に高い。TFとはTransformation(変身)の頭文字をとったもので、文字通りある生物が別の生物の姿に変わってしまうというシチュエーションである。某絵画投稿サイトで、カエルに変身を遂げてしまう人間の絵が散見される。こういったシチュエーション、あるいはカエルを好む人は、自分が醜く扱われることに性的な悦びを覚えるマゾ的な性的趣向をもつのではないかと思う。ケモナーでマゾとか救いようがねぇなお前?(ほめ言葉)

 

今日はこのへんで 

 タイトルの回収まで時間がかかりそうなのでとりあえず番号をふっておいた。次回もお楽しみに!!1